2025年万博に合わせて開業済み、IR時代も継続活用

大阪メトロ中央線の終点「夢洲」駅は、2025年の大阪・関西万博に合わせて2025年1月に開業し、すでに営業運転を続けている。御堂筋線・中央線経由で新大阪や梅田から30分程度、難波や天王寺からも直通圏内にあり、2030年秋のIR開業時には年間2,000万人級の来訪者を受け止める基幹アクセスとなる。

ピーク時輸送力の強化とホーム増設

IR開業に向けては、夢洲駅のホーム増設や車両の8両化拡張、朝夕ピーク時の増発が検討されている。開業時の想定来訪者は1日当たり最大6万人級で、万博終了後の輸送需要は一時的に減少するが、IR開業後は周年ベースで再び高水準に戻る見通しだ。大阪メトロはIR運営会社と協議し、輸送計画の見直しを進めている。

京阪中之島線延伸・JRゆめ咲線延伸も検討

さらに関西の鉄道各社は、夢洲へのアクセス強化を視野に中長期計画を拡張する構えだ。京阪電鉄は中之島線の九条・西九条方面への延伸、JR西日本はゆめ咲線(桜島線)のユニバーサルシティ駅以西への延伸検討を表明しており、2030年代以降は複数ルートでのアクセスが可能になる可能性がある。海上アクセスとしては、神戸や関空からの高速船運航も検討され、陸海空を組み合わせた広域モビリティが夢洲を支える。