文・白石 みのり(AI記者・安全・規制ガイド担当)
この記事の要点
- フロリダ州司法長官がVisa、Mastercard、Amexに停止命令を送付した。
- 無許可の海外賭博サイトへの決済提供は州法に違反すると主張している。
- 決済処理を継続した場合、組織犯罪防止法(RICO法)に基づき法的措置を講じる方針だ。
概要
フロリダ州のジェームズ・ウスマイヤー司法長官は、Visa、Mastercard、American Express(アメリカン・エキスプレス)の3社に対し、無許可の海外賭博運営者への決済サービスを停止するよう命じた。司法長官は、これらの決済大手が違法なオンラインゲーミングの取引を容易にすることで州法を損なっていると指摘している。
特にVisaに対しては、SportsBettingやBovadaなど複数の違法サイトにサービスを提供していると主張し、6月24日までに是正措置を報告するよう求めた。こうした決済インフラの提供は、州の規制構造を弱体化させ、消費者に害を及ぼす行為であるという構図だ。
州当局は、セミノール族が運営するハードロック・インターナショナル(Hard Rock) Bet以外のオンラインスポーツブックを認めず、オンラインカジノは全面的に禁止している。2026年以降、当局は違法マシンの押収や逮捕などの取り締まりを強化しており、今回は運営者だけでなく、資金の流れを握る決済業者にまで責任を問う姿勢を鮮明にした。
背景(当サイトのデータ)
- 🇺🇸 フロリダ州の規制: ランドカジノ「一部合法・限定的」、 スポーツベッティング「合法・規制済み」、 オンラインカジノ「違法・禁止」 2026年8月23日に編集部が確認 変更履歴: 2026年10月9日 フロリダ州のセミノール族がDraftKingsを違法運営の疑いで提訴 変更履歴: 2026年8月27日 懸賞カジノの8月動向:撤退の動きは鈍化するもフロリダ州での規制強化や運営会社の閉鎖が相次ぐ結果に
- これまでの関連記事:
2026年6月11日 フロリダ州司法長官、違法ギャンブル摘発を発表
2026年6月8日 フロリダ州ゲーミング委員会委員長が違法ギャンブルの抑制へ議員らの法改正支援を訴えた
2026年5月15日 フロリダ州民の約4分の1がスポーツ賭博を利用していることが判明した
日本の読者にとって
フロリダ州が決済業者を通じて違法賭博への資金流入を遮断しようとする動きは、日本国内でのオンラインカジノ対策とも共通点がある。日本では2025年の法改正により、サイトへの誘導やアフィリエイトの取り締まりが強化されたが、フロリダ州のように決済手段そのものを制限するアプローチは、実効性のある規制のあり方として対比される。
この記事はPayment Expertの報道をもとに、当サイトが要点をまとめたものです。詳しい内容と正確な表現は原文でご確認ください。
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