ディスカバリー・チャンネルによる新作の台本なし番組『シークレット・ライフ・オブ・ア・ベガス・カジノ』が、ラスベガスのダウンタウンに位置する歴史あるゴールデン・ナゲット・ホテル&カジノの「関係者以外立ち入り禁止」の扉をすべて開放する。9月29日火曜日に初放送を迎える全8話の同番組は、ベガスのカジノ運営において日常の一部となっている危険や予期せぬ混乱、そして固い絆で結ばれた仲間意識に焦点を当てている。

「ベガスでは、舞台裏で何が起きようと通常は秘密のままにされるものだが、今回はそうはいかない」と、ゴールデン・ナゲット・ラスベガスのシニアVP兼アシスタント・ゼネラルマネージャーを務めるシンディ・オキーフ氏が番組内で語る。

同シリーズは、フロントデスクの係員や客室清掃員、VIPホスト、そしてマネージャーたちをリアリティ番組のスターに押し上げる見通しだ。しかし、予告編が示唆する通り、番組の主役をさらうのは警備員たちとなる公算が大きい。

複数のシーンで、警備員が手錠をかけられた客(顔にはぼかし処理)をカジノフロアで連行する様子が映し出される。ある場面では、警備員が逮捕をためらっているように見えるが、顔に飲み物を投げつけられたことで事態が急変する。

一方で、番組は運営の人間味あふれる側面にも光を当てている。『ブルックリン・ナイン-ナイン』を彷彿とさせる別のシーンでは、ある警備員が客室の前で膝をつき、笑みを浮かべる相棒に対し「シーッ!」「ささやけ!」と注意する。その声は、ささやきと呼ぶにはあまりに大きなものとなっている。

「私たちは何年も一緒に働いてきた」と別の警備員がインタビューで語ると、相棒が「おそらく長すぎたな」と応じる。

開かれない扉

カジノに精通した視聴者であれば、このシリーズが足を踏み入れない唯一の場所に気づくはずだ。それはカジノのケージ(換金所)であり、強盗のリスクを考慮して、いかなる種類のカメラも決して持ち込めない場所である。

制作陣は夏の観光客が戻る時期に合わせて撮影を開始した。あらゆる部門がプレッシャーにさらされる中、カメラはリアルタイムのドラマを数多く捉えることとなった。

『シークレット・ライフ・オブ・ア・ベガス・カジノ』は、主要ネットワークがゴールデン・ナゲットへの立ち入りを許可された初めての事例ではない。過去にはマーク・バーネット氏が手掛けたリアリティ番組『ザ・カジノ』が、2004年6月から8月にかけてフォックスで全13話放送された経緯がある。

『シークレット・ライフ・オブ・ア・ベガス・カジノ』は、9月29日火曜日の午後9時(東部時間)よりディスカバリー・チャンネルで放送開始となる。