• 昨日の公判では、当初の電信詐欺共謀罪および資金洗浄共謀罪の棄却を求める申し立てを審理する中で、新たな容疑が浮上した
  • ロジエ氏は当初、昨年10月に連邦当局から起訴されていた
  • マイアミ・ヒート(Miami Heat)は、NBAのレギュラーシーズン終了時にこのガードをウェイブした

連邦検察は、スポーツ賭博目的で内部情報を共有した賭博計画の疑いで、NBAプレーヤーのテリー・ロジアーを新たに起訴する予定だ。

元マイアミ・ヒートのガード、テリー・ロジアーが、ニューヨーク市の米連邦東部地区裁判所(U.S. District Court for the Eastern District of New York)で行われた起訴審問に出廷する様子(撮影: マイケル・M・サンティアゴ/Getty Images)。

内部情報共有の疑惑

アスレティック(The Athletic)の報道によると、昨日ニューヨークで行われた公判で、ロジア(Rozier)に対する電子送金詐欺(wire fraud)およびマネーロンダリング(資金洗浄)共謀の起訴棄却を裁判官が審理する予定だった。検察はその際、ロジアの弁護士に対し、スポーツ賄賂(sports bribery)および誠実業務電子送金詐欺(honest services wire fraud)の上書き起訴(superceding charges)について通知した。

ロジアは12月に無罪を主張した。昨日の棄却申立て審理は、新たな起訴の報道によって影が薄くなった。裁判官は昨日、棄却申立てについては判断を下さなかった。

報道によれば、新たな容疑は今後数週間以内に起訴される見通しだ。

昨秋のロジエ容疑者起訴

ロジエ容疑者は、違法賭博スキームへの関与が疑われるとして、連邦当局から昨秋に起訴された34人のうちの1人である。ポートランド・トレイルブレイザーズ(Portland Trail Blazers)のシャウンシー・ビラップス(Chauncey Billups)ヘッドコーチと、元NBA選手のデイモン・ジョーンズ(Damon Jones)氏は、別の事件で起訴されており、ニューヨークの犯罪組織に結び付くポーカーの試合で、プレーヤーらをだまし取った疑いが持たれている。

昨秋の最初の起訴状では、ロジエ容疑者は当時シャーロット・ホーネッツ(Charlotte Hornets)の選手だった2023年のNBAゲームで、自身を試合から外したとされている。同夜、ホーネッツはニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)と対戦していた。ロジエ容疑者は最初の9分36秒をプレーした後、足の負傷を理由に退いた。

連邦検察は法廷文書の中で、ロジエ容疑者がその情報を賭け客に伝えたと述べた。賭け客らは同試合でロジエのアンダー(得点が設定ライン未満)に賭けており、賭け金総額は20万ドル(約3,150万円)超、利益は数万ドル(数百万円)規模に上ったとされる。

有罪を認める見込みのジョーンズ氏

ロジアーは、その捜査に関連する容疑で起訴された6人の男のうちの1人である。検察は、ロジアーの友人であるデニロ・ラスター(Deniro Laster)が夜通し車を走らせてロジアーの自宅に向かい、そこで2人で利益を数えたと主張している。

有罪となった場合、ロジアーは、電信詐欺共謀罪で最長20年、資金洗浄共謀罪で最長20年の禁錮刑をそれぞれ科される可能性がある。

ジョーンズもロジアー事件で起訴された。彼は本日、電信詐欺共謀罪の少なくとも1件について有罪を認める見通しであり、昨年秋の政府による賭博一斉摘発に関与した関係者のうち、これを最初に行う人物となる。