この取り組みの一環として、新たな啓発キャンペーンの実施、デジタルヘルスアプリの試験導入、さらなる研究パートナーシップの締結が行われている。これらはすべて消費者保護の強化と、関連する問題を取り巻く偏見の解消を目的としている。

ハード・ロックとセミノール・ゲーミングが問題賭博対策を強化

ハード・ロックとセミノール・ゲーミングは、プレーヤーが自身のギャンブル習慣に関して十分な情報に基づいた決断を下せるよう、追加のツールやリソースを提供できると考えた。同プログラムでは、問題賭博の兆候を察知するためのプレーヤー教育や、スタッフ向けの追加トレーニングにも注力している。

新たな取り組みとして、ギャンブルの結果は予測やコントロールが可能だというプレーヤー間によく見られる思い込みに焦点を当てた「チャンス」キャンペーンが導入される。同キャンペーンの核となるメッセージは、プレーヤーが偶然性をコントロールすることはできないが、自身のプレイ方法は管理できるという点である。

このキャンペーンは、ランダム性の基本原理を確立し、なぜそれが偶然の事象の裏をかくことを不可能にしているのかを伝えることに主眼を置いている。この取り組みに加え、ハード・ロックはハード・ロック・カジノ・シンシナティで「Almond Digital Health App」のテストを実施し、「PlayersEdge」のデジタル領域への展開をさらに進めた。

新たなパートナーシップに関しては、両社で数々の取り組みを進めている。

ベター・ギャンブル・フォーラムの創設メンバーとして参画しているほか、「PlayersEdge」はカールトン大学のマイケル・ウォール氏と協力し、ギャンブル関連の問題を理解するための専門的な研究を進めた。

両社の取り組みはそれだけにどまらず、1カ月間だけの責任あるギャンブル支援から脱却し、年間を通じて同様の施策を組み込んでいる。

パートナー企業にとって責任あるギャンブルが年間を通じた最優先事項に

「責任あるギャンブルとは、プレーヤー、チームメンバー、そしてゲストに知識、研究、サポートを提供し、各自にとって適切な選択を自ら下せるようにすることである」と、ハード・ロック・インターナショナルおよびセミノール・ゲーミングでグローバル社会貢献担当VPを務めるポール・ペリッツァーリ氏は述べている。

「『PlayersEdge』を通じて、我々は革新的な教育、研究、トレーニングの各イニシアチブへの投資を継続しており、健全なプレイの推進を図るとともに、支援を必要とするゲストを支える体制を強化している」と同氏は付け加えている。

「PlayersEdge」の根底にある考え方は、特定のグループのみを対象とするのではなく、初心者、経験豊富な常連客、カジュアル層を問わず、すべての顧客およびベッターを網羅することにある。