日本の読者にとって

スイスではオンラインゲーミングが成長を維持しているが、日本国内から海外のオンラインカジノを利用して金銭を賭ける行為は、運営会社が海外のライセンスを保有していても刑法の賭博罪にあたる。2025年に成立した改正法により、オンラインカジノへの誘導情報の取り締まりも強化されている。

概要

スイスにおける2025年のゲーミング総収益(GGR)は、前年比2.1%減の8億7800万スイスフランとなった。内訳を見ると、ランドベースのカジノ収益が5億6400万スイスフランと3.9%減少した。対照的に、オンラインゲーミングは3億1400万スイスフランを記録し、前年比1.2%の微増となった。ランドベースでは、テーブルゲームが6.1%減、スロットマシンが3.4%減と、いずれも落ち込みを見せている。

市場では構造的な変化が起きている。財務上の理由からサンモリッツのカジノが恒久的に閉鎖されたほか、モントルーの施設やバーゼルのカジノがオンラインサービスを終了した。一方で、メンドリシオのカジノはオンライン提供を開始している。スイス連邦賭博委員会(CFMJ)は、違法賭博への対策として28回の摘発を実施し、580件の新規ウェブサイトをブロックした。

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