ブラジルの賭博規制当局の副長官が、国際ゲーミング規制当局協会(IAGR)の理事会メンバーに迎え入れられた。

ファビオ・マコリン氏は2024年にブラジル財務省へ入省した。その後、賞金・賭博事務局(SPA)での職務の一環として、2025年1月にブラジルの賭博規制枠組みを立ち上げるプロセスに直接関与している。

マコリン氏の職務は、ライセンス保有事業者の監視、ブラックマーケット対策、マネーロンダリングおよびテロ資金供与対策の強化、他政府機関との連携に重点が置かれており、これらの貴重な経験がIAGRにもたらされる見通しだ。

IAGRのベン・ヘイデン会長は次のように述べた。「世界中の規制当局が共通の国境を越えた課題に直面する中、ファビオ氏の就任はIAGR理事会に南米の重要な視点をもたらすことになる」

「ブラジルは驚くほど短期間で野心的な規制改革を断行しており、その中心で得たファビオ氏の経験は、世界中の会員である規制当局にとって有益な知見となるだろう」

財務省入省以前、マコリン氏はブラジル連邦警察に17年間在籍しており、銀行・金融詐欺の捜査と防止において10年の経験を積んでいる。

同氏は10月19日から22日にかけてペルーのリマで開催されるIAGR年次総会において、理事会メンバーとして登壇する予定だ。

今回の任命は、市場誕生からわずか2年というブラジル市場の大きな変革期に行われた。

業界に対する政治的な不満や社会への悪影響が懸念される中、規制強化に向けた立法措置が加速しており、ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領率いる政府はオンラインカジノの禁止に乗り出している。

新たな取り組みについて、マコリン氏は次のように語った。「ブラジルは独自の規制枠組みを構築する過程で、世界中の規制当局の経験から多大な学びを得てきた。IAGRはこの知識交流において最も重要なフォーラムの一つであると認識している」

「各管轄区域には独自の法制度や市場特性、規制上の優先事項が存在するものの、我々が直面する課題の多くはますますグローバル化している。違法市場の撲滅、マネーロンダリングの防止、消費者の保護、そして賭博の健全性確保には、国境を越えた規制当局間のより強固な協力が不可欠である」