スポーツブック技術プロバイダーのFIRST.betは、ビクター・アリアス氏をLATAM(ラテンアメリカ)担当副社長兼コマーシャル責任者に任命したと発表した。アリアス氏はPragmatic Playから移籍する。同氏はPragmatic Playにおいて、ラテンアメリカ事業の立ち上げから業界屈指の地位を築き上げるまでを主導した経歴を持つ。FIRST.betがラテンアメリカを商業戦略の中心に据える中、同地域における指揮を執ることとなった。
アリアス氏は2020年にPragmatic Playへ加わり、同社のラテンアメリカ拠点を設立している。同氏が構築した地域体制は業界内でも極めて強固なものとなり、現地チームの編成を通じてPragmatic Playをラテンアメリカのカジノ部門におけるリーダーへと押し上げた。それ以前にも、同氏はiゲーミング業界で20年近くにわたりB2CおよびB2Bの両面で経験を積んでおり、Salsa Technologyではラテンアメリカの事業開発に注力していた。
アリアス氏がもたらす強みは理論上の話にとどまらない。同氏はすでにサプライヤーをこの地域でナンバーワンに押し上げた実績があり、ブラジル、アルゼンチン、コロンビア、メキシコ、ペルーといった各市場で、それぞれの規制やプレーヤーの特性に合わせた展開を行ってきた。さらに、市場を牽引するオペレーターと長年交渉を重ねて築き上げたネットワークは、業界でも比類なきものである。これらの関係性は同氏が直接培ったものであり、今後も同氏の大きな武器となる。
FIRST.betがラテンアメリカへの注力を強めるタイミングでアリアス氏が参画する。同社は「ラテンアメリカのことはラテンアメリカが担う」という原則のもと、現地のハブ機能とチームの拡充を進めている。FIRST.betはすでに大陸内の規制管轄区域で現地化された技術を運用しているが、単なるスペイン語やポルトガル語への翻訳にとどまらない深い現地化を追求する方針だ。これには現地サービス、現地トレーディング、現地コンテンツ、現地チームの構築が含まれる。すでに事業展開しているブラジルが、そのコミットメントの基盤となった。
アリアス氏が今回挑むのは、かつて別のバーティカル市場で成功させたものと同種の課題である。FIRST.betはTier-1のスポーツブック製品と、その背後にあるトレーディング、プライシング、モデリングの深みを備えている。アリアス氏は地域の攻略法と、適切なオペレーターへ製品を届けるためのネットワークを保持した。創業者兼CEOのトム・ライト氏と共に、FIRST.betをラテンアメリカのスポーツブック市場におけるリーダーへと成長させる構えだ。
FIRST.betの創業者兼CEOであるトム・ライト氏は次のように述べた。「ラテンアメリカのことはラテンアメリカが担うべきである。それが我々のビジネス構築のあり方であり、ビクターはすでに最高レベルでその手法を実践してきた。彼はこれらの市場が単一ではないことを熟知している。この地域での商業活動を彼に任せることは、我々がどれほど真剣に取り組んでいるかを示す強力なシグナルとなる」
FIRST.betの最高コマーシャル責任者であるアムラム・ビタ氏は以下のように語った。「商業的な観点から見て、ラテンアメリカはこの業界で最も急成長している地域であり、遠隔操作で成功を収めることはできない。ビクターは市場を牽引するオペレーターからの信頼を長年かけて獲得してきた。その信頼は誰にでも引き継げるものではない。彼が地域の商業活動を主導することで、我々が交わす対話の内容やスピードは大きく変わるだろう」
FIRST.betのLATAM担当副社長兼コマーシャル責任者であるビクター・アリアス氏は次のように意気込みを語った。「FIRST.betのためにラテンアメリカ市場を任されることを光栄に思う。Pragmatic Playを同地域でトッププロバイダーに成長させた経験から、この市場の深みは熟知しており、ここには計り知れない機会がある。我々はTier-1のスポーツブック技術と、完全に現地化された戦略を融合させる。目標は野心的だがシンプルである。真のローカルアイデンティティを備えた、ラテンアメリカでナンバーワンのスポーツベッティングパートナーを目指す」
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