概要

DraftKingsが動いた。IC360との提携を広げ、スポーツブックとDraftKings Predictionsの両方に、同社の統合監視技術スタックを入れた。狙いはベッターによる嫌がらせと、内部者リスク行為の監視強化だ。予測市場では、市場操作や重要非公開情報の利用に当局の目が厳しくなっている。今回の契約で、監視はスポーツ賭博の枠の外まで届く。

一手目はProhiBet Bad Actors。アスリートやコーチ、審判に嫌がらせや脅迫、暴言を浴びせるユーザーを特定する。DraftKingsは該当アカウントを停止または閉鎖できる。悪質なユーザーの情報を、リーグやチーム、法執行機関と共有することもできる。二手目はProhiTrade。2025年後半に始まったDraftKings Predictionsに入り、スポーツイベントに関与する人物や重要非公開情報に触れられる人物が、スポーツ関連の予測市場で利益を得るのを防ぐ。

DraftKingsは30以上の管轄区域でスポーツ賭博を展開し、米国の市場シェアで上位2社の一角を占める。全米大学体育協会(NCAA)によると、ディビジョンIの男子選手の7%が、2025年にベッターから否定的なメッセージや脅迫メッセージを受け取ったと答えた。選手に向くベッターの行動に業界の視線が集まる中での発表だ。守備ラインを、競技場の外まで押し上げた。

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