日本の読者にとって

ネブラスカ州では競馬場を拠点にした限定的なスポーツ賭けからモバイル解禁への是非が住民投票で争われているが、日本国内で認められている賭けは公営競技や宝くじなどに限られ、スポーツベッティングやオンラインカジノは法的に禁止されている。大阪IRの開業に向けて区域整備計画が進められる日本とは異なり、米国では民間企業が巨額の資金を投じて州ごとの法改正を直接主導する構図となっている。

概要

スタンドの熱気がそのまま政治闘争に持ち込まれたような札束の殴り合いだ。DraftKingsとFanDuelは11月3日の住民投票に向け、ネブラスカ州におけるモバイルスポーツベッティングの合法化を目指すキャンペーンに対し、それぞれ約1040万ドルを投入した。

同州ではすでに競馬場カジノでの対面形式によるスポーツ賭けが認められているが、他州へ流出する税収を取り戻そうとする業界の圧力は強まる一方である。支持派は規制による消費者保護を掲げる一方、トム・オズボーン氏をはじめとする反対派は、年中無休のギャンブルがもたらす依存症の拡大や若手選手への嫌がらせを厳しく批判している。同州のオンラインスポーツ賭博合法化を巡っては、10月30日までに2170万ドルの選挙資金が集まったことを以前にも伝えていた。

政治献金を巡る不透明な動きも批判に拍車をかけており、選挙資金の使途や広告規制のあり方を巡る対立は投票日まで激しさを増した。両議案が承認されれば、ネブラスカ州は全米で33番目にモバイルスポーツベッティングを認める州となる。

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