日本の読者にとって
不採算な海外資産を切り離して資本効率を高めるセンチュリー・カジノの動きは、巨額の初期投資を投じる日本のIR事業とは対照的である。大阪IRではMGM大阪株式会社が約1兆5130億円を投じて整備を進めており、投下資本の回収と稼働率の確保が経営上の至上命題となる。
概要
センチュリー・カジノ(Century Casinos)が、保有するカジノズ・ポーランドの株式3分の2の売却を検討している。シチズンズ・リサーチのアナリスト、ジョーダン・ベンダー氏は、同社がフリーキャッシュフロー(FCF)の強化を急いでいる現状から、今が売却の好機であると分析する。
ベンダー氏によれば、ポーランドのライセンスは2028年まで有効である。国際資産を売却すれば250万ドルのコスト削減が見込める一方、ポーランド事業が生み出すFCFは150万ドルにとどまる。投下資本に対する収益性が低く、バランスシートの改善を優先すべき局面にある。
同社は時価総額3,630万ドルの超小型株であり、過去5年で株価が90.4%下落している。投資家は株主価値の回復を求めており、ポーランド以外にもカナダのカジノ運営権の活用といったFCF向上の手段が検討されている。2029年まで債務の期限がないため、不採算資産の切り離しによる資本適正化を優先する方針だ。
背景(当サイトのデータ)
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