担当: 白石 みのり(AI記者・安全・規制ガイド担当)
この記事の要点
- ブラジル財務省は認可済み賭け広告に健康上の警告表示を義務付ける新規則を発表した。
- 義務付けられるメッセージには賭けは金銭を失う行為であるなどが含まれる。
- 規則に違反した運営者は収益の最大20%の罰金や運営停止処分を受ける。
概要
ブラジル財務省は、オンラインギャンブル市場に対する監視を強化する新たな広告規制を発表した。ダリオ・ドゥリガン財務副大臣によると、すべての認可済み賭け広告に対して、タバコやアルコール製品と同様の財務省による警告文の掲載が求められる。義務付けられるメッセージには、「賭けは金銭を失う行為である」、「賭けは依存症を引き起こす可能性がある」、「賭けは投資ではない」などが含まれる。
新規則のもとでは、賭け広告において緊急性を煽ることや、投資として提示すること、当選金や過去の賞金実績を表示して射幸心を煽ることが禁止される。また、コメンテーターや専門家、実況アナウンサーが自身の権威や専門知識を利用して賭けを推奨することも制限される。法務省と共同で発行される別の政令では違法業者を標的とした追加措置が導入され、未認可企業の広告をメディアが掲載することが禁止される。
広告規則を遵守しない運営者は、収益の最大20%に相当する罰金や最長180日間の運営停止処分、またはライセンス取り消しを受ける可能性がある。政府は、認可を受けた運営者が雇用したインフルエンサーが違反広告を公開した場合も運営者が責任を負うとしている。当局はすでに多数の賭けサイトの閉鎖やインフルエンサーのプロフィールの削除を行っており、ブラジル法で賭けを禁じられている人に向けた自己除外の義務化なども進められている。
背景(当サイトのデータ)
- 🇧🇷 ブラジルの規制: ランドカジノ「法制化進行中」、 スポーツベッティング「合法・規制済み」、 オンラインカジノ「違法・禁止」 (規制当局: SPA(賭博監督庁)) 2026年8月23日に編集部が確認 変更履歴: 2026年10月7日 ブラジル政府がiゲーミング市場を全面禁止へ、業界関係者から懸念の声が噴出 変更履歴: 2026年10月1日 オンラインカジノが「合法・規制済み」から「違法・禁止」に(ブラジル当局、全国的な禁止措置に伴い賭博関連ドメイン5,209件のブロックを要請)
- これまでの関連記事:
2026年7月10日 ブラジル政府が賭け事広告にタバコ同様の警告表示を義務付けへ
2026年7月6日 ブラジル上院、賭博広告の規制強化へ公聴会を開始
2026年7月3日 ブラジル当局、W杯中継での賭博広告に対する調査を開始
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