オランダの宝くじ、スクラッチカード、スポーツ賭博の国営提供業者であるロットBVに対し、オランダ賭博委員会(KSA)が独占的な免許の延長を付与した。

現在の免許は今年12月に期限を迎えるが、今回の延長によりロットBVはさらに5年間、独占的な権利を保有することになる。同社はオランダの国営宝くじ会社であるネーデルランセ・ロテレイを構成する企業の1つである。

ただし、国務院行政管轄部に提起された国内の係争中の裁判により、この状況が変わる余地を残している。この裁判では現在のオランダの独占体制の持続可能性が問われた。

ギャンブルへの政府関与を断つために国営独占を解体するか民営化すべきだという議論は、下院での近年の議論に見られるように、以前からくすぶり続けている。

これが実現に至るかどうかは今後の推移を見守る必要がある。国務院の裁定がその件に関する決定打とはならないにしても、論争の双方にとって一定の重みを持つことは確実だ。

賭博委員会は当初、ロットBVとの協議の前に最終裁定を待つ方針であったが、免許の期限が迫っていることから延長手続きを進める決定を下した。合法的な提供サービスが滞りなくアクセス可能な状態を維持することが自らの任務であると説明している。

今後5年以内の国営独占に関する見直しの可能性を受け、賭博委員会はロットBVの宝くじ、スクラッチゲーム、スポーツ賭博の各免許について事後評価を実施する構えである。

これらは全面的に取り消されるか、あるいは独占的要素を除外した上で維持される可能性がある。必要な修正は、係争中の裁判に関する国務院の最終決定から1年以上をかけずに実行される。

民営化を巡る議論が継続している一方で、ロットBVおよびネーデルランセ・ロテレイは、オランダの賭博規制における激しい論争の1つである広告規制の対象から概ね外れた状態にある。

しかしながら、一部の政治家が宝くじを含むあらゆる形態のギャンブル広告の全面禁止を求めており、この状況に終止符が打たれる公算が大きい。