世界のスーパーヨットが集まる「モナコ・ヨットショー(MYS)2026」が、2026年9月23日から26日まで、モナコ公国のポール・エルキュールで開催されます。35周年を迎える今回は、約120隻のスーパーヨットと560を超える出展者が参加。実艇展示に加え、デザイン、テクノロジー、サステナビリティをテーマとした展示やカンファレンスも行われます。(記事提供:MICE TIMES ONLINE)

モナコ・ヨットショー2026、約120隻が集まる4日間
第35回モナコ・ヨットショーでは、約120隻のスーパーヨットが会場に並びます。このうち約40隻は新造艇で、100mを超えるメガヨットも登場します。会場には560を超える出展者が参加し、デザイナー、造船設計者、造船所、機器メーカー、ブローカーのほか、ヨットに関連するラグジュアリー商品やサービスを手がける企業が出展します。
船そのものを見る展示会というだけではなく、ヨットを構成するデザインや技術、サービスまで含めて業界のプレーヤーが集まる構成です。一般来場者もオンラインでVisitor Passを購入し、会場に入場できます。

35周年で「デザイナー・ギャラリー」を新設
2026年大会では、新たな展示エリア「デザイナー・ギャラリー」が登場します。これまで展開されていた「Yacht Design & Innovation Hub」を再構成し、複数に分かれていた展示エリアを一つのプラットフォームに集約します。来場者がヨットデザイナーやクリエイターと交流しながら、コンセプトやデザインに触れることができます。
隣接エリアでは、オランダのスーパーヨット向けテクノロジー・インテグレーターVBHによる「MYS Immersive Experience」も展開されます。参加デザイナーや造船所と共同開発したインタラクティブな3D体験で、バーチャル空間のヨットに入り、デザインが形になっていく過程を体験できます。
「SENSE by VBH」では、360度の没入型体験も用意。空間、音、光、香りを用いて船上での生活を表現します。

業界関係者が議論する「Monaco Yacht Summit」開催
モナコ・ヨットショーでは、「Monaco Yacht Summit」も開催されます。エンジニア、デザイナー、ヨットオーナーやその代理人などが参加し、カンファレンスやテーマ別のラウンドテーブルを実施します。市場動向、技術革新、環境への移行、投資戦略など、スーパーヨット産業を取り巻くテーマについて議論します。
約120隻のヨット展示に加え、560を超える出展者が参加し、専門家によるカンファレンスやラウンドテーブルも行われる構成となっています。
サステナビリティを発信する「Blue Wake」
会場では、スーパーヨット産業におけるサステナビリティも取り上げられます。2025年に始まった「Blue Wake」プログラムを2026年も展開し、会場に出展される環境配慮型のソリューションやサステナブルな取り組みを紹介します。
モナコは、2030年までに温室効果ガス排出量を55%削減し、2050年までにカーボンニュートラルを実現する目標を掲げています。モナコ・ヨットショーでも、海洋環境やスーパーヨット産業の環境対応がテーマとして扱われます。
日本のヨット業界との連携
2026年4月には、モナコヨットクラブと日本マリーナ・ビーチ協会、スーパーヨットエコ協会との間で、覚書およびパートナーシップ協定が締結されたことも発表されています。モナコが培ってきたマリーナ文化やサステナブルな海洋文化を通じ、日本のヨットコミュニティとの交流を進める取り組みです。

モナコ政府観光会議局について
モナコ政府観光会議局は、海外事務局のネットワークを通じ、レジャーに加えてビジネス渡航の需要喚起にも取り組んでいます。日本事務局では、旅行会社やツアーオペレーターへのプロモーション、専門業界イベントへの参加などを実施。モナコでは、ビジネス目的の観光が年間ホテル販売客室数の30%以上を占めています。
(記事提供:MICE TIMES ONLINE)
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