過去2年の技術刷新の成果を取り込み、自社の基盤の近代化を加速させる
オーストラリアの賭博大手Tabcorp Holdingsが、BetMakers Technology Groupを2億6,700万ドル(約423億8,000万円)で取得する。BetMakersが過去2年で進めた技術面の刷新を活用し、自社の技術基盤の近代化を速める狙いである。
BetMakersはオーストラリア証券取引所に上場する技術企業で、事業者向けの賭博基盤、データと分析の製品、競馬のコンテンツ、そしてパリミュチュエル方式(トート)の技術を開発・提供している。
両社の資産は互いを補うもので、Tabcorpの既存の国際事業により大きな規模、多角化、成長余地をもたらすことを目指す。取引の実行は2027会計年度第3四半期を目標としており、規制当局の承認を含む前提条件の充足が必要となる。
Tabcorpのマネージングディレクター兼最高経営責任者を務めるギロン・マクラクラン氏は次のように述べた。
BetMakersの取得は、複数の領域で我々の戦略を加速させる。同社は過去2年で大きな変革を遂げ、優れた賭博技術と有能なチームを築いた。その強みを得ることで自社の技術力が高まり、とりわけ独自のメディアとトートの提供について、製品面の構想を前倒しできる。BetMakersの事業と、我々の権利、コンテンツ、顧客との関係を組み合わせることで、成長を解き放ち、魅力的な財務上の見返りをもたらす他にはない提供が生まれる。Tabcorpは戦略的な変革の途上にあり、強固な土台ができている。今回の買収は構想を加速させる絶好の機会である。
BetMakersの最高経営責任者を務めるジェイク・ヘンソン氏は次のように述べた。
Tabcorpのチームと時間を過ごすなかで、市場を牽引する世界的な賭博・メディア事業を築くという共通の目的を持っていることがはっきりした。Tabcorpの権利、コンテンツ、関係と、BetMakersのプラットフォーム、データ、事業者向けの賭博サービスを1つにすることで、より充実したものが生まれる。
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