競馬とスポーツ賭博の落ち込みを、カジノ15%増とデンマーク19%増が補う
スウェーデンのAB Trav och Galopp(ATG)が2026年上半期の決算を公表した。第2四半期の業績が振るわなかったものの、売上高は概ね横ばいを保ち、半期の営業利益は増加した。
売上は微減、利益は増加
上半期の売上高は29億スウェーデンクローナ(約485億円)で、前年同期比1%減。純ゲーミング収益は2%減の25億クローナ(2億6,000万米ドル)で、同社は第2四半期の弱さが要因だとしている。
一方で営業利益は6億8,700万クローナ(7,270万米ドル)に達し、前年同期比2.3%の増加となった。
部門別では、競馬部門の売上が4%減、スポーツ賭博の純ゲーミング収益が7%減となった。これをカジノの純ゲーミング収益の15%増がある程度補い、デンマーク事業では売上が19%増加している。
顧客と費用
上半期の実働顧客は約140万人で、2025年上半期と同水準を保った。このうち94%は賭博に問題を抱えておらず、問題を生じる危険もない健全なプレーヤーだとしている。
同期間に同社が納めた税は6億700万クローナ(6,430万米ドル)。賭博税を除く営業費用は16億クローナ(1億7,000万米ドル)で、前年同期比1.7%減となった。全体的な効率改善が寄与した。
同社の最高財務責任者を務めるロッタ・ニルソン氏は、第2四半期は弱かったものの一定の改善も記録できたとし、売上の推移には完全には満足していないと認めた。その上で、利益の増加と費用の減少が効率の高さを裏づけていると述べた。
同氏はまた、収益の大部分が被害を受けておらず、その危険もないプレーヤーからもたらされている点を強く評価している。
顧客が自らの遊技について良いと感じられることは、我々の使命の中心をなす。健全で責任ある遊技のための条件づくりに継続して取り組んでいる。
なお同社は先ごろ、Svenska Spelで長く経験を積んだアンナ・ロンボリ氏を新しいCEOに迎えている。
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