日本の読者にとって

ベルギーではスポーツベッティングが合法・規制済みである一方、日本では公営競技やスポーツくじを除き、スポーツベッティングは合法化されていない。米国でBetMGMが記録的な盛り上がりを見せる中、日本では刑法により、国内から海外のサイトで金銭を賭ける行為は賭博罪に問われる。

概要

BetMGM(ベットMGM)は、2026年FIFAワールドカップのラウンド16で行われた米国対ベルギー戦において、チケット数ベースで同社史上最多のサッカーベッティングを記録した。この数字は、2022年大会決勝のアルゼンチン対フランス戦の記録を塗り替えた。

この試合のベット数は、2026年のNBAファイナルやスタンレー・カップ決勝、2025年のワールドシリーズなどの主要スポーツの決勝戦を大幅に上回った。カレッジフットボールの全米選手権決勝を除く、2026年のほぼすべての主要試合を凌駕する規模だ。

依然として2026年のスーパーボウルが米国対ベルギー戦の約7倍の賭けを集めており、NFLの圧倒的な地位は揺るがない。だが、サッカーと最大イベントとの差は縮まっており、米国のスポーツベッティング市場におけるサッカーの存在感は急速に高まっている。

記者の視点:自国の代表がボコボコにされて敗退した夜に、金が猛烈に動く。スタジアムの絶望とは裏腹に、スポーツブックの数字だけが跳ね上がるこの光景こそ、今の米国のスポーツビジネスそのものだ。もはや「応援」と「賭け」はセットで、敗北さえも商機に変える。だが、熱狂の裏で誰がどれだけ失ったか。その冷徹な計算書こそが、この記録の正体だろう。

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