予測市場は、世界のゲーミング業界全体で監視の目を強められている。規制当局や事業者の間で、これらを金融商品として扱うべきか、賭け商品とみなすべきか、あるいは全く別のカテゴリーに分類すべきかという議論が白熱しているためである。SBCはリスボンで開催する新たな「グローバル・プレディクション・マーケット・フォーラム」においてこの問題を取り上げる。1日を通したカンファレンス・プログラムを通じ、同セクターの規制面、法務面、そして商業的な展望を検証する運びとなった。

10月1日木曜日にリスボンのミリアド・ホテルで開催されるこの単独イベントは、SBCサミット2026と併催される。予測市場の将来に関心を寄せるステークホルダーにとって、専用の交流拠点となる見通しだ。

事業者、予測市場のスペシャリスト、法務・規制の専門家、そしてテクノロジー業界のリーダーが一堂に会する。教育プログラムでは、主に米国でニッチな市場だった予測市場が、世界的な成長機会へと移行する中で直面する最大の課題について議論する構えだ。

各セッションでは、進化を続ける規制や法的な枠組み、予測市場が欧州のユーザー層にどのように受け入れられ得るか、市場立ち上げや統合における技術的な検討事項、そして同セクターの長期的な未来について検証が進められる。

SBCのCEO兼創設者であるラスムス・ソイマーク氏は、「予測市場は急速に業界最大の議論の的となった。しかし、これほどの速度で動くセクターにはつきものだが、機会と同時に多くの疑問も浮上している」と語った。

「この分野への参入を検討している事業者にとって、いかに効果的かつ安全に、そしてコンプライアンスを遵守して取り組むかが課題である。このフォーラムの目的は、新規参入者と専門家を同じ場に集め、疑問を解消し、セクターの進むべき方向性について理解を深めることにある」

予測市場をブロックすべきか、規制すべきか、あるいはライセンスを付与すべきかについて管轄区域ごとの意見が分かれる中、「先物の規制:米国と欧州のギャップを埋める」と題したセッションでは、大西洋の両岸で規制環境がどのように発展しているかが注目される。

アンドリュー・ライマン氏(ジブラルタル政府ゲーミングコミッショナー兼エグゼクティブ・ディレクター)、チャールズ・ミッツィ氏(マルタ・ゲーミング・オーソリティCEO)、テレンス・カッサー氏(GTGリーガル・パートナー)、ザック・ドクター氏(WagerWire共同創設者兼CEO)、そしてモデレーターのロン・セゲヴ氏(セゲヴLLP創設パートナー)が、世界の主要市場で続く規制の不確実性を評価し、事業者が将来の規制変更にどう備えるべきかを探る。

この規制論争の核心にあるのは、予測市場を法的にどう定義すべきかという問いである。「法的な難問:予測市場はギャンブルか?」というセッションでは、この問題に正面から切り込む。マット・ケイン氏(Betr法務責任者)、アーサー・スタドラー氏(スタドラー・パートナー・アトーニーズ創設パートナー)、スティーブ・ヒューメニック氏(Crypto.com最高法務責任者)、そしてパネルモデレーターのクイリーノ・マンチーニ氏(WHパートナーズ・イタリア・パートナー)が議論を交わす。

パネルでは、イベント契約がギャンブルに該当するのか、それとも金融取引なのかが議論される。既存の法的な枠組みを検証し、規制当局が将来的にどのような判断を下す可能性があるのかを考察する方針だ。

続いて議論は、予測市場立ち上げの技術的検討事項へと移る。「市場投入までの時間 - 予測市場プロダクト立ち上げにおける技術的障壁」と題したセッションが予定されている。

アンドリュー・ゴンザレス氏(ParlayX CEO)、ヘンリッヒ・タウバー氏(Limitless事業開発責任者)、アミット・マヘンサリア氏(Pred.app CEO)、ガイ・ドタン氏(WireMarkets共同創設者)、そしてパネルモデレーターのジェフ・ハース氏(Binara.ai戦略アドバイザー)が、コンプライアンス維持に必要な技術や利用可能な統合オプションを評価し、より迅速かつ効率的な市場参入を支える技術について検討する。

予測市場の未来については、「ブームか破綻か、岐路に立つ業界:先物の未来はどうなる?」というセッションで焦点が当てられる。ジョン・アリストテレス・フィリップス氏(PredictIt CEO)、ジョーイ・レヴォ氏(Betr CEO)、ノア・トライスマン氏(Winible CEO)が、予測市場が従来のスポーツブックと共存できるか、ポーカーやデイリーファンタジースポーツといった他の形式から何を学べるか、そして複数の大手プレーヤーが共存する余地があるのかを探る。

この日行われる他のセッションでは、予測市場をメインストリームへと押し上げる戦略的なメディアパートナーシップの役割、予測市場とスポーツブックの違い、ピア・トゥ・ピア型と固定オッズ型モデルの利点、そして予測市場をニッチな商品から世界的なギャンブル業界の主要な話題へと変貌させた要因などが深く掘り下げられる。

グローバル・プレディクション・マーケット・フォーラムへの参加には、399ユーロ(約7万2,400円)の専用チケットが必要となる。チケット購入者には特典として、SBCインサイツによる「予測市場レポート2026」が贈呈される。

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