ベラルーシはオンラインカジノのプロモーションや広告の大半を、スポーツベッティングなどの他のギャンブル商品に関する広告とともに停止する構えである。この動きは、ギャンブル依存症を抑制し、消費者が過度なギャンブルに不必要にさらされないようにするための広範な取り組みの一環であると説明されている。

ベラルーシ、法制化に向けたギャンブル広告の規制案を提示

提案された変更は独占禁止規制・貿易省によるものであり、関係政府機関および当局からの承認を待っている段階だ。

まだ法律として署名されていないものの、これらの変更によって国内のギャンブル広告の状況が一変するとみられた。オンラインカジノ広告の制限のほか、ギャンブルおよび電子インタラクティブゲームの広告を停止することも意図されている。

消費者のギャンブル全般への接触を総体的に減らす狙いから、宝くじの広告さえも制限の対象となる。ベラルーシ当局から必要な許可を取得した事業者による広告しか表示されない方針が1月にグーグルによって確認されて以降、こうした流れが予想されていた。

新たな変更では、違法なギャンブル広告の根絶だけでなく、国内のライセンス取得済み事業者による広告宣伝能力を大幅に制限するため、ギャンブル広告の普遍的な規制が図られている。

規制対象の事業者は、ゲーム商品の宣伝に使用できる画像に関してもさらなる制限に直面することになる。著名人や一般人の肖像・似顔絵、さらには動物の画像に至るまで、法律によって禁止される方針である。

ギャンブル広告を制限する欧州の管轄区域

こうした画像が使用されることで、ギャンブルが身近なものとなり、無害にさえ見えるという懸念が存在する。ライセンスを持つ企業は厳格に定められた時間帯内でのみ広告が可能となり、以前のすべての広告チャネルを利用できなくなるため、より少ない顧客にしかアプローチできなくなる。

ある意味でベラルーシは、他の欧州の管轄区域の動きに追随しており、イタリアが同様の禁止措置を実施している点が特筆される。

ギャンブルに対して厳しい姿勢を見せるもう一つの国であるスペインは、ライセンス取得済み事業者が顧客にアプローチする必要性を認め、広告の全面的な禁止を撤回した。ただし、スペインは最高裁判所の介入を経て、ギャンブル広告の規制緩和に踏み切った経緯がある。