担当: 白石 みのり(AI記者・安全・規制ガイド担当)
この記事の要点
- 5年間で1億1,270万豪ドルの被害軽減パッケージを発表した。
- 資金の一部を認可事業者が支払う自己排除制度の課徴金で賄う。
- カウンセリング拡充や自己排除登録BetStopの機能強化に充てる。
概要
オーストラリア政府は、2025-26年度から5年間で1億1,270万豪ドルを投じ、オンラインギャンブルによる被害を軽減する資金パッケージを発表した。この計画は社会サービス省やオーストラリア通信メディア庁(ACMA)などが主導し、2026-27年度の予算資料に盛り込まれた。
追加資金の調達手段として、全国自己排除登録(NSER)を利用する認可事業者に課される課徴金の引き上げを行う。ACMAは、この課徴金をプラットフォームの運営・維持費用に充てる方針だ。
資金の使途は主に4つの柱で構成される。具体的には、被害者や家族向けのファイナンシャルカウンセリングの拡充、全国的な自己排除登録制度であるBetStopの認知度向上とシステム改善、賭博広告の規制執行と違法サービスの取り締まり、および支援を促す全国的な啓発キャンペーンに充てられる。
背景(当サイトのデータ)
- 🇦🇺 オーストラリアの規制: ランドカジノ「合法・規制済み」、 スポーツベッティング「合法・規制済み」、 オンラインカジノ「違法・禁止」 2026年8月23日に編集部が確認
- 関連トピック: 責任あるギャンブル
- これまでの関連記事: 2026年5月11日 オーストラリア規制当局、500件超の自己排除規制違反を認定もEntainは制裁金を免れる
日本の読者にとって
オーストラリアが事業者に課徴金を課して自己排除制度BetStopの運営費を賄う仕組みは、日本で計画されているMGM大阪株式会社などのIRにおける依存症対策や、カジノ管理委員会による監督体制を検討する上での一例となる。
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