キノの基本ルール
キノは、80個の数字から20個を無作為抽選し、プレイヤーが事前に選んだ1〜20個の数字(ピック)との一致数で配当が決まる。抽選は数分おきにカジノ館内のスクリーンで行われ、プレイヤーはキノカードに数字をマークして専用カウンターで提出する。ベット額、ピック数、ペイアウト表によって配当が細かく変わる。
ハウスエッジは20〜30%と非常に高い
キノのハウスエッジはカジノで最も高い部類で、ルールや機種により20〜30%に達する。他の主要ゲーム(ブラックジャック0.5%、バカラ1.06%、ルーレット2.70%)と比べて圧倒的に不利で、純粋な期待値で見れば推奨しにくいゲームだ。一方で、1ドル(約150円)単位の少額から参加できる、ルールが簡単、抽選までの時間にドリンクを楽しめるなど、「ゲーム中のカフェ利用」的なポジションで愛好されている。
娯楽として楽しむ考え方
カジノを「エンタメ予算」として捉えるなら、キノは映画館や観劇の代替として楽しめる。1時間に10数回の抽選で1ドルずつ賭ければ、20ドル程度の予算で1時間遊べ、当たれば大きなリターン(20個全部当たれば数万倍配当)もある。ただし「勝つためにキノを選ぶ」のは合理的でない。ハウスエッジの低いテーブルゲームで積極的にプレーしたい人にとっては、キノは「たまに雰囲気を変える余興」として位置付けるのが賢明だ。