2025年初め、ブラジルはオンライン賭博とiゲーミングの枠組みを正式に始動させた。国内の賭博に新たな時代が訪れた形だ。 しかし、その1年余り後、与党はこれを停止することを検討している。

ブラジル、オンライン賭博枠組み廃止の可能性

ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバ大統領が、政権が合法化を後押ししたオンライン賭博プラットフォームを禁止すべきだと述べた直後、PTのペドロ・ウチャイ下院議員がオンラインゲーム部門を終わらせる法案を提出した。対象となるのは法案PL-1808/2026である。

ウチャイ氏の法案は、2025年1月に施行されたデジタル賭博の合法化を覆す内容だ。 あらゆるオンライン賭博を禁じ、賭博のスポンサー契約や、こうした商品の広告、オンライン賭博関連の取引も禁止する。 実質的には、ブラジルをオンラインゲーム導入前の時代に戻すことになる。

さらに、この法案は当局が禁止に違反した者を処罰することも想定している。

法案は現在、与党の68人の議員に支持されている。

ウチャイ氏、ギャンブル被害を懸念

法案PL-1808/2026の根拠は、オンライン賭博がブラジルの問題ギャンブルを悪化させたとされる点にある。 ウチャイ氏は、家計債務の増加、財政不安、精神衛生上の問題を、オンライン賭博の拡大がもたらした主要な懸念として挙げた。

ウチャイ氏は、賭博がこの害をもたらすなら、排除しない理由はないと強調した。 また、同氏は、賭博に何らかの目的があると判断するなら、州ははるかに厳格な規制制度を進めることもできると付け加えた。

ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバ大統領は以前、オンライン賭博が誤りだった可能性を示唆していた。 だが、現行法案には同大統領も政府の他の高官も署名していない。 そのため、法案PL-1808/2026は現時点で議会主導の取り組みにとどまっている。

専門家は、ブラジルがオンライン賭博の姿勢を本格的に転換することはないとみている。 ただ、規制は一段と厳しくなる可能性がある。 それでも、法案PL-1808/2026が前進すれば、支持者は多くの機関と対立することになる。 その中には、規制されたオンライン賭博の導入を支持してきた連邦歳入庁(レセイタ・フェデラル)も含まれる。 スポーツチームも、スポンサー契約を失う恐れがあるため、提案された禁止措置に反発するとみられる。