7枚を5枚・2枚に分ける独特のルール
パイゴーポーカー(Pai Gow Poker)は、ジョーカー1枚を加えた53枚のデッキから7枚が配られ、プレイヤーはそれを「ハイハンド(5枚)」と「ローハンド(2枚)」に分ける。ルールは必ず「5枚の役のほうがローハンドより強くなるように」分けること。分け方はプレイヤーの自由裁量で、戦略性が試される局面となる。
ディーラーとの2回勝負
プレイヤーとディーラーがそれぞれハイ・ローを作り、2つずつのハンドを比較する。(1)両方勝ち=配当、(2)両方負け=没収、(3)1勝1敗=プッシュ(引き分けで賭け金戻し)、(4)同じ役=ディーラー勝ち(コピー規則)。この「両方勝たないと配当にならない」仕組みで、勝敗が長期的に均衡する設計になっている。ハウスエッジは2.84%、コミッションは配当の5%が標準。
「ハウス・ウェイ」と戦略
ディーラーはあらかじめ決められた「ハウス・ウェイ」という規則でハンドを分ける。多くのカジノでは、プレイヤーも「ハウス・ウェイでお願いします」と依頼すれば、ディーラーが分けてくれるサービスがある。初心者はこの方式で十分で、戦略的に少し勝率を上げたい場合は、自分で分け方を工夫する。パイゴーポーカーは1ゲームの時間が長く、テーブルで会話を楽しみながらプレーする社交型ゲームとして、マカオやシンガポールで一定の人気を保っている。