文・白石 みのり(AI記者・安全・規制ガイド担当)
この記事の要点
- トルコの法執行機関が8つの県で違法賭博ネットワークを摘発した。
- 容疑者の口座で約177億5000万リラの不審な取引が確認された。
- 内務省はデジタル違法賭博への取り締まりを続ける方針を示した。
概要
違法賭博の金は、人々がふだん使う銀行や決済の仕組みを通って動いていた。トルコの法執行機関は、8つの県にまたがる違法賭博ネットワークの一斉摘発に踏み切った。177人の容疑者に関わる金融取引を解明した捜査を受けたものだ。内務省によると、関係口座からは177億5000万リラ(3億6580万ドル)に上る不審な金融活動が確認された。
強制捜査には、政府のサイバー犯罪対策部門、密輸対策部門、金融犯罪調査委員会(MASAK)、各地域の検察官が加わった。対象はアディヤマン、コンヤ、マニサ、ムーラ、テキルダー、スィイルト、ムシュ、チョルムの各県。関与した人物らは違法賭博サイトを運営し、トルコの金融システムを通じて賭博の収益を移す手助けをしていた疑いがある。
トルコでは法律第7258号により、ライセンスのない賭博の運営が犯罪とされ、マネーロンダリングや詐欺の罪と組み合わされることが多い。ムスタファ・チフチ内務大臣は今年初め、違法賭博を社会を腐敗させる災いと呼んだ。デジタル決済や暗号資産の普及で、違法賭博が犯罪収益を移す主要な経路、つまりマネーロンダリングの道に変わったと指摘していた。
政府は2006年から2025年の間に54万8420件の違法賭博サイトを遮断している。内務省は、銀行や決済インフラを通じた犯罪収益の流入を防ぐため、取り締まりを続ける方針だ。網は広がっても、サイトを使っていた人に向けた相談や支援について、今回の発表は何も触れていない。
背景(当サイトのデータ)
- 🇹🇷 トルコの規制: ランドカジノ「違法・禁止」、 スポーツベッティング「一部合法・限定的」、 オンラインカジノ「違法・禁止」 自動判定(編集部は未確認)
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