ドイツのZeal Groupは、新たなチャリティー自動車ラッフル「Traumautoverlosung(ドリームカー・ラッフル)」を投入し、ドイツ国内の賞品抽選(prize draw)事業のラインアップを拡大した。CEOが同事業への追加投資を検討中と発言していたのに続く動きである。
「Traumautoverlosung」は2026年4月14日に開始され、Zeal Groupの完全子会社で非営利の Dreamify GmbH が運営する。
ZealのCEOシュテファン・トゥヴェラザー氏は今回のローンチを、ポートフォリオの多様化と顧客基盤拡大に向けた意図的な一歩と位置付けた。
「Traumautoverlosungは、我々のポートフォリオを多様化し、新たな顧客層に到達するためのもう一つの歩みだ」と、同氏は発表文で述べた。
トゥヴェラザー氏は2025年度通期決算の電話会議で、追加の社会的宝くじ(social lotteries)への投資や、ドイツ国外での賞品抽選事業の機会検討に言及していた。
マーケティングおよび販売は、Zealグループ内のLotto24 AGが担当した。今回のラッフルは、2024年初頭以降にZealが自社として展開した3つ目のチャリティー宝くじで、先行する「Traumhausverlosung(ドリームハウス・ラッフル)」と「freiheit+」に続くものとなる。
目玉賞品はポルシェ911 GT3 RSで、限定流通を維持する目的からチケット販売数は25万枚に上限設定される。Zealはチケット収入の最低20%を慈善目的に寄付する。
2026年度のチャリティー提携先は、ドイツの主要援助団体ヨハニター(Johanniter)である。Zealは同商品を「当選保証型」のフォーマットと位置付ける。
Zealは2025年度通期で全社売上高16%増を報告した。宝くじ事業がその大半(89%)を占め、売上高は前年比16%増となった。
今週Rokkerが公表したホワイトペーパーは、賞品抽選セクターのより広範な機会を強調。iGaming事業者にとって価値あるクロスセル機会を提供するとしている。
賞品抽選は、伝統的なiGamingより顧客獲得単価(CPA)が低く、若年のミレニアル世代およびZ世代のプレイヤーに強く訴求する。
ホワイトペーパーは次のように指摘している。「参加の動機は、純粋にオッズで判断するというより、低コストでの参加、夢のある結果、エンターテインメント価値である。結果として、賞品抽選はiGaming事業者およびアフィリエイトに対し、補完的で競合の少ない顧客層へのアクセスと、より費用効率の高い獲得機会を提供する」