この記事の要点
- SECのポール・アトキンス委員長は、予測市場の一部が同機関の規制対象になる可能性に言及した。
- 企業決算やM&A、株価指数などのデリバティブは、SECの管轄に入る公算が大きい。
- スポーツイベントに関する契約は、引き続きCFTCが監督する見通しである。
概要
米証券取引委員会(SEC)のポール・アトキンス委員長は、上院銀行委員会の公聴会において、予測市場の一部が同機関の規制対象となる可能性があると言及した。アトキンス氏は、予測市場の規制責任の大部分は商品先物取引委員会(CFTC)にあると認めつつも、両機関の管轄権が重複する領域が存在することを課題として挙げた。
スポーツイベントに関する契約は、取引高の主要な部分を占めるものの、SECの監督対象にはならない見込みである。これらのデリバティブはCFTCを通じて認証されており、新たなCFTC委員長のマイケル・セリグ氏も、スポーツデリバティブに関する規則の書き換えを進める方針だ。
一方で、企業決算や合併・買収(M&A)、製品発表といった企業イベントに関する契約、およびS&P 500などの主要株価指数や国債市場の動向に連動する契約については、株価に影響を与えるためSECの管轄下に入る可能性が高い。規制の明確化は、プロの投資家による予測市場の利用拡大につながると期待されている。
背景(当サイトのデータ)
- 関連トピック: 予測市場・イベント契約、 CFTC(米商品先物取引委員会)
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