ハリー・ケイン氏が明日のイングランド戦で得点する際のオッズに大きな乖離が見られたことを受け、KalshiとDraftKingsが提示するワールドカップのオッズを調査した。

本稿執筆時点で、ノルウェー戦におけるケイン氏のゴールに対するオッズは、Kalshiが+117、DraftKingsが-120となっている。果たしてこれは一時的な異常値であろうか。

残る準々決勝3試合のラインを確認したところ、Kalshiが全面的に優れたオッズを提示していることが判明した。

3月に実施されたTruistの調査では、ベッターはKalshiよりもDraftKingsを好む傾向にあるとの結果が出ている。しかし、以下のオッズを見れば再考を促されるはずだ。スポーツ予測市場が今後すぐに消滅するとは考えにくく、賭けにおいては常に最良のライン価値を追求することが不可欠である。

準々決勝におけるKalshiとDraftKingsのオッズ比較

スペイン対ベルギー、ノルウェー対イングランド、アルゼンチン対スイスの各準々決勝におけるオッズの内訳は以下の通りである。

Kalshiスペイン-285ベルギー+285
DraftKingsスペイン-340ベルギー+285
Kalshiノルウェー+178イングランド-186
DraftKingsノルウェー+175イングランド-215
Kalshiアルゼンチン-285スイス+270
DraftKingsアルゼンチン-310スイス+240

本命チームの勝ち上がりを予想する場合、Kalshiの方が大幅に有利なオッズとなっている。格下とされるチームについては差が縮まるものの、依然としてKalshiが優位を保つ形だ。

もちろんサンプル数は限られているが、レギュレーション終了時点で引き分けとなるケースにおいても、Kalshiがすべての試合でより高い価値を提供している。

結局のところ、複数のプラットフォームで提示されるオッズを比較検討することが肝要である。

ワールドカップ優勝予想オッズの比較

2026年ワールドカップの優勝チームに関するフューチャーズオッズを、KalshiとDraftKingsで検証する。

チームKalshi賠率DraftKingsのオッズ。
フランス+149+134
アルゼンチン+441+410
スペイン+488+410
イングランド+545+470
ノルウェー+1487+1600
ベルギー+4662+3200
スイス+5163+3500

この市場においてもDraftKingsの状況は好転せず、ノルウェーの優勝オッズで上回るにとどまっている。2つの大穴チームに賭けるのであれば、Kalshiを利用するのが賢明だ。利益を放棄するような真似は避けるべきである。

予測市場の台頭により、スポーツベッティング業界は根本的な変革を遂げた。法的な議論や規制のあり方に関する立場はさておき、スポーツへの賭け対象として当面の間、これらの市場が利用可能である事実は揺るがない。

スポーツベッティングで長期的に成功し利益を上げるための鍵は、あらゆる賭けにおいて最良のオッズを見つけ出すことにある。ワールドカップの今後の展開において、KalshiはDraftKingsよりも優れた選択肢といえるが、FanDuelやPolymarketなども含めて確認を怠らないことが求められる。