Entainは第1四半期に英市場を上回る成長を続け、オンラインNGRが13%増加したと発表した。同社は市場シェアの継続的な獲得を要因に挙げた。

Entainは、第1四半期の業績アップデートで3%のNGR(ネット・ゲーミング・レベニュー)成長を報告したうえで、通期(FY2026)のオンラインNGR成長率5〜7%というガイダンスを再確認した。

2026年3月31日までの3か月間のグループNGRは、8%の数量成長を背景に「想定通り」推移した。

オンラインNGRは5%増。iGamingは9%伸びて特に好調だった一方、スポーツセグメントはマージンの軟化により1%減少した。

英国・アイルランド(UK&I)のオンラインは13%増、オーストラリアも13%増と特に好調で、Entainはこれらの市場の業績が「想定を上回った」としている。

オンライン事業全体の数量も前年同期比10%増加し、主要市場全体での成長を示した。

以上の結果を受け、Entainはコンスタントカレンシーベースでの通期オンラインNGR成長率5〜7%というFY26ガイダンスを再確認した。

また、BetMGMの親会社手数料を除くグループEBITDA約11億3,000万ポンド、および2028年の年間調整後キャッシュフロー5億ポンド以上という市場予想についても「引き続き問題ない」との認識を示した。

ステラ・デイビスCEOは、年初の堅調な立ち上がりが事業強化戦略への自信を反映していると述べた。

「当社は強いモメンタムで2026年をスタートし、第1四半期もその勢いが続いた。多角化したポートフォリオ全体で数量が力強く成長している」とデイビス氏はコメント。「これは当社が進める戦略執行と事業基盤の強化、そしてグローバル規模の事業に内在する成長力をあらためて示すものだ」と述べた。

「強靱かつ底堅い事業が良好なスタートを切り、このモメンタムを積み上げている。より明確な注力と最適化の取り組みが、持続的成長とキャッシュ創出力の向上に対する確信を強めている」。

「Entainは長期的な業界勝者として良いポジションにあり、多くの機会をとらえていく。当社の将来に自信を持っている」と続けた。

地域別業績

UK&Iのオンラインとリテールを合わせたNGRは6%増。オンラインの13%増は「継続的な市場シェア獲得」を反映し、リテールの1%減を相殺した。

同社は4月にアイルランドのLadbrokes店舗39店を閉鎖すると発表しており、これは同国店舗網の3分の1超に相当する。

リテール全体は減収となったものの、Entainはゲーミング2%増、数量4%増を記録し、UK&I市場をアウトパフォームしたとしている。

インターナショナル部門のNGRは1%増で、オンライン(2%増)がリテール(4%減)を再び上回った。

数量は9%増加したが、イタリアやブラジルを中心に顧客有利のスポーツ結果が重石となった。

同セグメントは今後一段と拡大する可能性がある。Entainは通期決算で、ニュージーランドで2027年に開放されるiGamingライセンス15件のうち3件の取得を目指すと明らかにしている。

一方、UK&Iとインターナショナルが成長を示したのに対し、中東欧(CEE)はNGRが6%減少した。

CEEのオンラインは1%の微減にとどまったが、リテールは前年同期比30%減と顕著に落ち込んだ。

BetMGMは第1四半期に増収

EntainとMGM Resorts Internationalの合弁会社BetMGMは、第1四半期のネットレベニューが6%増の6億9,600万ドルとなった。iGamingが9%増、オンラインスポーツベッティングが4%増だった。

BetMGMの第1四半期の調整後EBITDAは2,500万ドル。同JVは年初来の実績を踏まえ、FY2026ガイダンスを更新した。

FY26のネットレベニューは29億〜31億ドルに下振れる見通しで、調整後EBITDAは従来ガイダンス3億〜3億5,000万ドルのレンジ下限に到達するとしている。