オンラインゲーミング禁止と73件のライセンス停止を受けた見直し

カンボジアのフン・マネット首相は、シェムリアップ州においてカジノライセンスを発行しないと明言した。同時に、国内に100以上存在する既存のカジノライセンスについて、全面的な見直しを指示している。

フン・マネット首相は、ホテル開発やその他のレジャー活動を歓迎する姿勢を示した。同氏は次のように述べている。「前任のフン・セン首相の下と同様、私が率いる新政権下でもシェムリアップにカジノライセンスは一切存在しない。はっきりさせておくが、今後も発行の予定はない。申請は控えてほしい」

さらに同氏は、「カジノがないことで(シェムリアップの観光経済が)崩壊するなら、崩壊させておけばよい。ここは遺産の州であり、我々が責任を負う」と語った。また、「オンラインギャンブルやその他の賭博行為については、すでに停止措置を講じている。10月初旬からは、それらも一切なくなる見通しだ」と付け加えた。

首相は政府として国内のカジノセクターを精査し、100カ所という数が多すぎないか議論する方針も強調した。

「現在、100を超えるカジノの審査を進めている。これほど多くの施設が必要なのか。投資条件も引き上げられており、最低でも1億ドル(約155億円)の投資が求められる」とフン・マネット首相は説明する。「かつては要件が低く、店舗兼住宅でもカジノになれたが、もはやそうはいかない。適切なインフラが不可欠であり、そもそもカジノを増やすことだけを目的にすべきではないからだ」

オンライン詐欺対策のための特別委員会事務局の報告によると、当局は2025年7月から2026年7月31日までの間に、詐欺の疑いがある751カ所に対して措置を講じ、そのうち605カ所を閉鎖した。この一環として、カンボジア全土のライセンス取得済みカジノ195カ所すべてを検査した結果、123カ所はオンライン詐欺への関与を示す証拠が見当たらなかった一方、残る72カ所はライセンス停止の処分となった。

画像提供:首相官邸ホームページ, CC BY 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=169742931