メルコ・リゾーツ&エンターテインメントは、2026年3月31日までの3か月間で総営業収益が13億7,000万米ドル(約2,144億円)となり、前年同期比で10.9%増加、2025年12月四半期比でも6.2%増加したことを報告した。
この改善は主にメルコのマカオリゾートにおけるマスゲーミングセグメントの継続的な成長によるものであり、シティ・オブ・ドリームス・マニラもVIP部門で回復を見せている。
グループの調整後EBITDAは前年同期比9.8%増、前四半期比3.6%増の3億4,300万米ドル(約537億円)となり、純利益は7,100万米ドル(約111億円)に達した。
施設別では、シティ・オブ・ドリームス・マカオのGGRは前年同期比11%増の8億1,300万米ドル(約1,272億円)となり、調整後EBITDAは9%増の2億1,400万米ドル(約335億円)となった。この改善はマスGGRが12%増の4,000万米ドル(約62億円)、スロットGGRが75%増の5,000万米ドル(約78億円)に支えられ、VIPは前年同期比横ばいながら前四半期比で12%増の2億2,300万米ドル(約349億円)となっている。
スタジオ・シティでは、GGRが11%増の3億7,300万米ドル(約583億円)、調整後EBITDAが15%増の1億1,200万米ドル(約175億円)となり、マスホールド率36.9%の堅調さに助けられている。マスGGRは10%増の3億3,300万米ドル(約521億円)、スロットGGRは24%増の4,100万米ドル(約64億円)となった。
アルティラもGGRが47%増の4,100万米ドル(約64億円)となり、そのうちマステーブルが前年同期比38%増の3,400万米ドル(約53億円)を生み出した。スロットは105%増の800万米ドル(約12億円)となり、調整後EBITDAは400万米ドル(約6億2,624万円)となっている。
フィリピンのシティ・オブ・ドリームス・マニラでは、GGRが9%増の1億1,900万米ドル(約186億円)となり、VIPゲーミングが128%増の2,400万米ドル(約37億円)に達した。マスGGRは前年同期比7%減少したものの、前四半期比で6%増の4,400万米ドル(約68億円)となり、スロットGGRは前年同期比1%減少したが、前四半期比で7%増の5,100万米ドル(約79億円)となっている。
キプロスのシティ・オブ・ドリームス・メディテレニアンでは、GGRが前年同期比12%増の6,500万米ドル(約101億円)となったものの、2025年第4四半期比では22%減少し、調整後EBITDAは9,000万米ドル(約140億円)に急落した。
メルコ会長兼CEOのローレンス・ホーは、キプロスが「2月下旬に始まった中東の紛争の影響を受け、観光客の到着数に悪影響を及ぼした」と述べている。
彼はさらに、「動向を注視しつつ、旅行需要の回復に向けて事業を柔軟に運営していく構えだ」と付け加えた。
メルコはまた、最近開業したシティ・オブ・ドリームス・スリランカのカジノ運営や同施設内のヌワホテルへのマネジメントサービス提供を含むその他事業が、1,430万米ドル(約22億円)の収益を上げ、調整後EBITDAは約30万米ドル(約4,697万円)となっていることを明らかにした。