日本の読者にとって
香港上場企業が欧州でカジノ事業を展開する形態は、IR整備法に基づき、外資を含む事業者が日本国内で統合型リゾートを運営する仕組みと対比できる。
概要
香港上場のPalasino Holdings Limitedが、最高財務責任者(CFO)にウォン・オイワイ氏を任命した。同氏はコーポレートセクレタリーなどの役職も兼務し、退任したロー・クオック・タイ氏の後任となる。
ウォン氏はカナダのマギル大学を卒業した公認会計士であり、Sino GroupやK. Wah International Holdings Limitedなどの不動産関連企業で管理職を歴任した経歴を持つ。また、香港とカナダの通信業界における多国籍企業での勤務経験もある。
同社は2024年に香港の建設・不動産大手Far East Consortiumからスピンオフした。現在はチェコでPalasino Mikulovを含む4つのカジノを運営するほか、チェコ、ドイツ、オーストリアの3カ国で5つのホテルを展開している。
カジノ運営という変動性の高い事業を担う同社が、あえて不動産分野に精通した会計士を財務トップに据えた点は興味深い。親会社であったFar East Consortiumの出自を考えれば、資産効率の最適化や不動産価値の管理を重視する意向が透けて見える。
背景(当サイトのデータ)
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