eゲーム・オンライン部門が認可カジノを上回り最大のGGR貢献源に
フィリピンのゲーミング業界の2025年の総賭博収益(GGR)は3961億4000万ペソとなり、前年の3723億3000万ペソから6.39%増加した。実店舗カジノの減収を、オンラインおよび電子ゲーミング部門の伸長が補って余りある格好となった。
一方、認可カジノの収益は1825億ペソで、前年の2018億4000万ペソから9.58%減少。PAGCOR直営のカジノ収益も125億2000万ペソにとどまり、前年比20.95%の減収となった。対照的に、eビンゴ、eゲーム、ビンゴ・グランティー、オンサイト/オフサイトのポーカーを含む電子・オンラインゲーミング部門は2011億2000万ペソを稼ぎ、前年の1546億ペソから30.04%増加した。
PAGCORのアレハンドロ・H・テングコ会長兼最高経営責任者(CEO)はこう述べた。「2025年のGGRパフォーマンスは、業界の進化に伴う規制のバランスの重要性を浮き彫りにした。eゲームおよびオンラインゲーミング部門は総業界GGRの50.77%を占め、認可カジノを上回り最大の貢献源となった。我々の目的は単なる収益拡大ではなく、業界の長期的安定を支えるより強固な規制環境のもとで、持続可能で透明性があり法令順守の伴う成長を確かなものとすることだ」
テングコ氏は、2025年のGGRは業界全体のパフォーマンスに対するオンラインゲーミングの重要度の高まりを示していると述べた。
「電子ゲーミング収益の増加は、業界がどう進化してきたかを示している。オンラインゲーミングはもはや補完的セグメントではなく、全体のGGR成長を牽引する主役となった」
テングコ氏はまた、電子ゲーミング収益の伸びは、電子ウォレットの連携解除によりプレイヤーのアクセスや決済経路が一時的に混乱した2025年第3四半期の落ち込みを経てもなお、達成されたものだと指摘した。
同氏によれば、デジタル決済システムの調整は、取引の追跡可能性の向上、プレイヤー保護、規制下のオンラインゲーミングへの信頼強化を狙いとして実施されたという。