年初の立ち上がりが予想より鈍かったとして、スポーツ賭博の大手BetMGMは2026年の売上予想を下方修正した。 「プレイヤーに有利な」結果と、新興競合によるマーケティング費用の急増を要因に挙げている。

2026年予想を下方修正

4月14日に公表した業績更新で、同運営会社は第1四半期の純収入が6億9600万ドル(約1,108億円)に達したと報告した。2025年同期比で6%増となる。 同社はiゲーミングで9%の伸びを記録したものの、オンラインスポーツ賭博(OSB)の収入はより緩やかな4%増にとどまった。

同社は現在、2026年通期の売上高が29億ドル(約4,615億円)から31億ドル(約4,933億円)の間に収まると見込んでいる。 従来予想の32億ドル(約5,092億円)からはわずかな下方修正となった。

iゲーミング急伸、スポーツ賭博軟化

CEOアダム・グリーンブラットは、見直しにもかかわらず、同社の基盤となる変革は順調だと強調した。

「年初は順調な滑り出しだったが、BetMGMは戦略計画に沿った成果を上げている」とグリーンブラット氏は述べた。 「持続可能で利益を伴う成長を生み出し、親会社に現金を還元している。iゲーミング事業は大規模に成長しており、オンラインスポーツ事業も第1四半期の厳しい市場にもかかわらず、引き続き強化されている」と付け加えた。

グリーンブラット氏は、同社が2027年までに調整後EBITDA5億ドル(約796億円)を目指す方針を維持する中で、マルチプロダクト州やネバダ州でのオムニチャネル展開を含む「強みの分野」に引き続き注力していると指摘した。

予測市場がCPA押し上げる要因

見直し見通しの主な要因は、KalshiやPolymarketのような予測市場の「急成長」である。グリーンブラット氏は決算説明会でこの動向に直接言及し、これらのプラットフォームが従来のスポーツ賭博分野にますます侵食していると指摘した。

「彼らは自らを予測市場と呼び、スポーツ賭博キーワードを買い、受け入れるスポーツメディアの権益にも金を投じている」とグリーンブラット氏は述べた。 同氏はさらに、こうしたプラットフォームが顧客獲得コストを押し上げ、場合によっては従来の賭け手を引き付けるために「スポーツブックモード」を提供していると付け加えた。

FlutterとFanDuel、同様の減速を示唆

BetMGMだけが圧迫を受けているわけではない。FanDuelの親会社であるFlutterは最近、2026年の見通しを自社でも修正した。市場の鈍化が同様で、特定部門の成長率が4%となる中、調整後EBITDAは約29億7000万ドル(約4,726億円)になると予測している。

2026年までBetMGMを支えられるか、iゲーミングの行方

下方修正は、米国の賭博市場で変化する状況を浮き彫りにしている。 従来型スポーツブックが高騰するマーケティング費用と、予測プラットフォームの急拡大に直面する中、2026年残り期間は市場シェアを巡る争いと、スポーツ結果の変動を補うための高利益率のiゲーミング部門への一段の注力で特徴づけられる可能性が高い。

BetMGM、2026年売上見通しを下方修正 予測市場の加熱受け BetMGMは、予測市場の加熱を受けて、2026年の売上見通しを下方修正した。 同社は、米国の賭博市場で変化する状況を反映したと説明している。 従来型スポーツブックが高騰するマーケティング費用と、予測プラットフォームの急拡大に直面する中、2026年残り期間は市場シェアを巡る争いと、スポーツ結果の変動を補うための高利益率のiゲーミング部門への一段の注力で特徴づけられる可能性がある。