プレミアムハンド(全ポジションでレイズ推奨)

最強のスターティングハンドは、上から順にAA、KK、QQ、JJ、AK(スーテッドまたはオフスート)。これらは全ポジションから積極的にレイズする「プレミアムハンド」で、プリフロップで大きくポットを構築するのが基本戦略となる。AAはヘッズアップ(1対1)で約85%の勝率を持ち、KKも約82%と高勝率。特にAKはポストフロップでも柔軟に展開できる万能カードだ。

スモールペアとスーテッドコネクター

22〜88のスモールペアは、フロップでスリーカードを作れれば大勝ち、できなければ弱いペアで終わる「ハイリスク・ハイリターン」なハンド。レイトポジションからなら安いコールでプレーし、スリーカード(セット)を期待する戦略(セット・マイニング)が有効。スーテッドコネクター(例:6♥7♥、8♠9♠)はストレートやフラッシュの可能性を秘めるが、ハイカードがないため慎重に。

フォールド推奨の弱いハンド

一方、72オフスート、83オフスート、94オフスートなどの「ギャップの広い低ランクオフスート」はほぼ常にフォールドが正解。これらのハンドは、フロップで強い役を作る確率が低く、相手にレイズされたら降りるしかない状況になりやすい。統計的に「どのスターティングハンドでも勝てる」というポーカー映画の描写は現実的でなく、プロプレイヤーは配られるハンドの約20〜25%しかプレーしない「タイト」なスタイルを採る。