マカオのゲーミング関連犯罪の状況は2025年に大きく変動し、年間で2,373件が報告された。2024年の1,456件と比べ、63%の大幅増である。当局はこの急増を、違法な両替行為の新たな刑事化に起因すると説明した。
火曜日に治安局長官事務所(Office of the Secretary for Security)が公表したデータによると、「ゲーミング目的の違法な両替」(unlawful exchange for gaming purposes)、一般に「両替ギャング(money exchange gangs)」として知られる犯罪の件数は、昨年の89件から471件へと急増し、429%という大幅な伸びを示した。
同時に、詐欺事件は2倍となり、333件から667件へ増加した。これらの事件は違法な通貨両替と密接に関連しており、ゲーミング業界をめぐる犯罪の主要な源泉となっている。
データはまた、ゲーミング関連の強盗事件が4件から14件へと増加したことも示している(250%増)。「身体的完全性に対する暴行(assault to physical integrity)」や脅迫といった犯罪も合わせて59.6%増加した。
全体として上昇傾向にある一方、従来型のゲーミング犯罪の一部カテゴリーでは減少が見られた。偽監禁(移動の自由の剥奪)は40%減少し、闇金(賭博目的の貸付)は約23%減少して252件から194件となった。
さらに、組織犯罪集団と違法賭博、具体的には「表に出ない(アンダー・ザ・テーブル)」賭博に関する事件はいずれも50%超の大幅な減少を記録した。これらの数字は、大規模な組織犯罪グループに対する重点的な法執行作戦が狙い通りの成果を上げたことを示している。