フィリピンのeGames大手DigiPlus Interactive Corpは、傘下のスポーツベッティングブランドArenaPlusを、Sportradar・インテグリティ・エクスチェンジ(SIE)に統合した。SIEは、疑わしいベッティング活動をリアルタイムで報告することにより、スポーツベッティング事業者が八百長行為に対抗するのを支援する世界的な情報共有ネットワークである。

DigiPlusによれば、今回の統合は、疑わしいベッティング活動に関する情報と警告のリアルタイムな交換体制を構築することで、より安全で透明性の高いゲーミング環境の実現に向けた同社の取り組みを強化することを目的としている。ArenaPlusが潜在的な八百長行為や不審なベッティングパターンに正面から取り組むために活用してきた既存のツールも一層強化されるという。

共有された情報により、Sportradarは個々の事業者だけでは見落としかねない世界市場における不正操作のパターンを特定できるようになり、これが同社のAI搭載不正検知システムへ反映されるとともに、調査活動の支援にもつながる。事業者からの知見とSportradarのインテグリティ専門家チームによる分析を組み合わせることで、SIEは早期検知能力を高め、スポーツにおける不正操作対策のための集団防衛ネットワークを構築する。

「SIEネットワークへの参加は、ArenaPlusプラットフォームをさらに強化するための戦略的な取り組みだ」とArenaPlus責任者のエリック・スー氏は述べた。「実績ある企業と重要なデータを交換することで、我々のユーザーにとってより安全な環境を確保するとともに、我々が支えるスポーツの公正性を守る上で不可欠な役割を果たしていく」

Sportradarのインテグリティサービス担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるアンドレアス・クランニッヒ氏は、次のように付け加えた。「SIEは、世界的なスポーツの公正性向上を支援するユニバーサル・フロード・ディテクション・システムAI(UFDS AI)や教育プログラムなど、我々の幅広いインテグリティサービスを補完するものだ。透明性と公正性への取り組みを我々と共有するArenaPlusとの提携は、地域のベッティングエコシステムを強化する上で重要な一歩となる。共に、スポーツとその関係者にとってより安全で確実な環境の醸成を目指していく」